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【受験ルポ】簿記3級ネット試験ってどんな感じ?当日の流れや感想を紹介

こんにちは!ででんです。

先日簿記3級のネット試験を受験してきて、見事合格することができました。

実際に受験してみてわかった当日の流れや、個人的な感想などを紹介します。

  • 実際に受験した人の体験記を見たい!
  • 受験日の流れを知りたい!
  • ネット試験ってどんな感じ?

のような方にオススメなのでぜひ最後までご覧ください。

簿記3級ネット試験 概要

まず、簿記3級試験について。

簿記3級ネット試験

試験日:通年(その日のコマに空きがあればいつでも)

試験時間:60分

試験内容:

  • 大問①→仕分け問題(45点)
  • 大問②→帳簿記入や試算表作成(20点)
  • 大問③→総合問題(35点)

合格点:70点(100点満点)

受験料:3859円税込(事務手数料550円込)

ネット試験なので、受験日の時期固定じゃないのがありがたいです。

支払いはクレカとかコンビニ決済でいけます。

持ち物

試験当日に必要な持ち物は以下の通り

当日の持ち物

  • 電卓
  • 身分証明書

筆記用具は会場で渡されるもの以外使用できないため、持っていかなくてOKでした。

試験当日の流れ

実際の試験当日の様子を紹介します。

会場到着

試験時間の20分くらい前に会場に到着。

受付開始まで控室で待機し、スマホの簿記勉強アプリで時間を潰してました。

僕が受けた会場の控室には机もあったので、参考書持っていっても勉強できそう。

場所によりますよね

ででん

受付開始

試験開始10分くらい前から受付開始。

スタッフに身分証を見せ、受験者名簿との照らし合わせ。

この時スタッフさんに電卓を渡し、使用可能か確認してもらえます。

試験で使用可能な電卓

僕が実際の試験でも使用した電卓はこちらです↓

簿記3級試験で持ち込み可なのは電卓のみのため、他の持ち物は全てロッカーに入れるよう案内されました。

ロッカーにはちゃんと鍵かかるのでご安心を。

受付が済んだら、ボールペンとA4用紙1枚を渡されます。

A4用紙には受験者情報とCBTのログインID等が記載。

受験者情報の記載に誤りがないかを確認し、サイン欄にフルネームと日付を記入して待機しましょう。

試験で使える筆記用具はこのボールペンだけです。相棒に挨拶しておきましょう。

ででん

テスト部屋入り

約5分前にテストを行う部屋へ案内されました。

と言っても控室の斜め前の部屋だったけど。

指定されたパソコンの前に座り、先ほどのA4用紙のID等でログイン。

ログイン後に自分の名前が表示されるので、ここでも不一致がないか確認をします。

その後、試験の注意事項などの確認画面が出てきて、「確認」だの「了解」だのポチポチ押しました。

最後の「試験開始」ボタンは試験官の指示の後に押すので、お手つきしないように。

当日はFP試験など他の科目の人もいて、同時に試験開始してました。

ででん

試験開始

チュートリアルや練習問題は無いため、すぐ本番スタートです。

席にはメモ用のA4紙が2枚用意されていおり、仕分けや計算結果をメモりながら解答できました。

問題の空欄箇所にに数字や言葉を入力していくだけなので、操作は直感的でした。

試験の残り時間は画面下部に秒単位で表示されるため、時間配分もしやすいです。

諸々の試験形式はこちら↓のサイトとほぼ同じなので、CBT本番前に是非体験してみてください。

直前まで大変お世話になりました。

ででん

試験終了

時間いっぱい使用してフィニッシュ。

少し余裕を持って解答できたので見直しの時間もとれました。

もちろん途中退出も可能です。

解答が終わり次第、「終了」ボタンを押せばOK。

時間切れになると回答画面から勝手に切り替わります。

この辺記憶が薄いのですが、たしか試験官の指示で画面を進めたら速攻で合否が表示されました。

すぐ結果がわかるところも、ネット試験の良い所ですね。

ででん

試験終了後スコアシートを受け取って退出。

会場から出たらロッカーの手荷物を回収して帰宅です。

試験全体の感想

個人的に感じた簿記3級試験の感想をいくつかご紹介します。

テキストや模試の方が難しかった

正直、テキスト問題や模擬試験の方が全然難しいと感じました。

自己学習で問題を解いていても、いつも時間切れ。

しかも模試では合格点を取ったこともありませんでした。

それが、実際の試験では97点とほぼ満点で一発合格できたため、テキスト出版各社が予想するよりも本試験は難しくないことが考えられます。

n=1の個人的感想ですが…

ででん

ちなみに私が簿記3級合格までに取り組んだ学習方法はこちら↓の記事で紹介していますので、ぜひご覧下さい。

合わせて読みたい

仕分け問題がシンプル

先述の試験難易度に通じますが、本試験の仕訳問題はシンプルで解きやすかったです。

例えば、

Q.商品を〇円で仕入れ、代金は全て掛けとした。

A.仕入れ 〇円 / 買掛金 〇円

のように、借方・貸方が1つずつの問題がいくつかありました

そのおかげで、他の大問にガッツリ時間を掛けられたのが救いです。

大問3はPCで解きやすい

これはCBT模試でも感じていたのですが、大問3の表問題はパソコンで入力した方が解きやすかったです。

考えられる理由は、以下2点

  • 手書きよりPCの方が表埋めが速い
  • 数字の修正が簡単

大問3は表問題のため、穴埋め箇所が多くなりがち。

手書きだと、記載だけで時間がかかります。

また、ミスした時の修正も、「消しゴムで消して、書き直して」と手間もかかるし解答欄が汚くなるし。

その点、PCは「速くてきれい!」と手書きのデメリットが一切ない

結果PCでの解答の方がスピードが上がり、試験全体としての時間的余裕につながりました。

CBT形式だからといって、身構える必要はありません!

ででん

試験日のアドバイス:早く到着するのはビミョー

1点アドバイスとして。

あまり早く会場に行ってもやることないです。

全会場の控室に机があるとも限らないし。

規模の大きい会場ならそもそもスペースがないかもしれない。

試験直前の追い込みとしては、可能な限り勉強環境の整った場所で問題解くことをオススメします。

到着時間としては、試験開始10分前くらいで良いと思います。

僕は早く着きすぎて暇でした。

ででん

まとめ

今回は簿記3級ネット試験を実際に受けてみた体験談と、感想やアドバイスを綴ってみました。

地域や会場によっては多少の差異はあると思いますが、全体的な試験の流れとしては大体は同じだと思います。

これから簿記3級CBT試験を受験される方の参考となれば幸いです。

ちなみに私が簿記3級試験に97点で一発合格した学習方法こちらの記事で紹介しているため、ぜひチェックしてみてください。

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